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Let's get a Green Card!

このページでは研究者のグリーンカード申請方法についてお話します。私の体験日記も参考にしてね。
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 目次

グリーンカードを申請しよう〜申請方法
1.申請方法
2.必要書類
3.推薦書について
申請までの足跡〜体験日記
1.弁護士を決めるまで
2.必要書類をそろえる
3.提出からグリーンカードを受け取るまで


グリーンカードを申請しよう
1.申請方法

2.必要書類
私が弁護士に言われた、NIW + I-485のファイリングに必要な書類です。

1. Copy of passport identification page and all stamped pages

2. Copy of last I-94

3. Copy of current visa

4. Detailed description of your work

5. Essay showing that your accomplishments clearly represent an area of substantial intrinsic merit that is important to the national interests of the United States and will further those interests

6. Copies of degrees and diplomas (translated, if necessary)

7. Copy of resume, listing professional activities, publications, presentations, and awards

8. Letters of highly qualified academics and petitioners in fields overlapping with yours. These may include academics and professionals in different countries, who either know the petitioner personally, or through his/her work. Preferably more than 6. (I can draft them once I get your statement)

9. Background information on the authors of the letters

10. Copies of most recent publications

11. Copies of awards and honors received

12. Documentation of recent professional and academic conferences where you have participated in panel discussions or presented work.

13. Documentation showing how your work influences the work of other leading figures in the field (acknowledgments, thank you e-mails, articles about you or your work, etc.)

14. Evidence of membership in scientific "by-invitation" organizations

15. Evidence of requests to act as reviewer for other scientists or scientific journals

16. Evidence of peer recognition

17. Letter of verification of employment

18. Copy of 2010 W-2 and copy of taxes - 3 past years

19. Copy of Birth Certificate, with translation

20. Copy of photo ID

21. 6 passport pictures
3.推薦書について
recomendation letterはグリーンカード申請において一番重要だといわれています。レターは申請者の研究がどれだけアメリカの国益になるかということを示します。私は弁護士に最低6通必要だと言われました。できるだけ有名な研究者で、主にアメリカの人でも世界中の研究者からもらうのがいいです。直接な知り合いだけでなく、本人は知らないけれどもその人の研究を知っている、というような客観的な判断ができる人がいるとポイントが高いようです。

私は次の6人を選びました。(私の下の日記に詳しいことを書いているので、あわせて読んでください。)今の私ではこれがベストです、これ以上は考えられません。
私の弁護士にはgreat combination of lettersと言われました。

@今のボス
A共同研究者、同じ大学内
B大学院時代のボス、日本
C日本の共同研究者 [却下]
D論文引用者、分野が近い、カナダの大学のassociate professor
E論文引用者、genentic Inc. のvice president
F論文引用者、NIHのあるデパートメントのchief
G論文引用者、とあるCEO [最終的に得られず]

Cは日本人ということで、最終的に却下。
DEFGは私が直接面識のない研究者です。が、大物です・・・おそれおおい。
私は私の論文を引用してくれている研究者を探して、メールでこういった研究者にお願いしました。5人お願いして、この4人から返事が返ってきました。私は必要ならドラフトを書いて送りますと言いましたが、全員がドラフトを送ってくれといってきました。
Gはドラフトを送ってから連絡が取れなくなり諦め。

ドラフトは弁護士が書いてくれました。多くの弁護士は書いてくれるので、弁護士を雇うときに聞いてみるといいと思います。自分でドラフトを書くのは(今の私には要点がわかったのでできそうですが)かなり難しいと思います。
レターの内容は、
どう申請者と知り合ったか、自分はどんなに偉い研究者か、それゆえ自分が申請者について適切な判断ができること、そして申請者の研究について触れ、その研究がどんなにアメリカの国益になるか、最後に申請者がアメリカで研究を続けることがアメリカの利益になる、ということを述べます。

弁護士がドラフトを書いてくれるといっても弁護士が申請者の研究を知っているわけではありません。だから、弁護士に研究内容とその重要性を伝えなくてはいけません。私はそのためにエッセイをまず弁護士に提出しました。それ以外にもメールで質問が来ました。immigration officeの人も科学者ではありません。とにかくわかりやすく、そして重要性を書くことが大切です。

ドラフトを送ると、私のレフリーはみんな読んで少し直して、サインをして送りかえしてくれました。レターと一緒にCVも必要です。
申請までの足跡
1.attorneyを決めるまで
2011/8
周りの友達らがグリーンカードの申請をしていて、私もそろそろしないといけないかぁと重い腰を上げることに。
日本人、中国人、韓国人、、、いろんな友達に弁護士を紹介してもらって、自分でもWebsiteで見つけてメールを送りまくり、でも結局どこがいいとかはよくわからなくて(どの友達も自分のattorneyはいいって言うし)、なんとなく雰囲気でいいと思う人に決めました。(本当によかったかどうかは、これから)私の弁護士さんは、今まで扱ったケースは100%通ったと言っていました。

2011/8/
とりあえずCVを送って、大学がスポンサーにならない限りは、EB2の申請のほうが私にとっては有利だということでした。質問がないか聞かれたので、いくらかかるかのかと、おおざっぱなプロセス、かかる期間について聞きました。申請費のほかに、attorneyに4000ドル。書類を用意するまでに3-6ヶ月、審査に2-6ヶ月と言われました。提出しなければいけない書類の一覧を送ってくれました。

2011/8/17
書類についてさらに細かい質問をしました。ここまでcontractもなしに無料でやってくれました。

2011/8/26
contractが送られてきました。サインして500ドルのチェックとともに送りました。月500ドル8回払い。
2.申請書類をそろえる
2011/8/24
まずは自分の仕事についてのエッセイを書きなさいと言われたので、ちょっとずつ書き始めました。

2011/9/2
いったん書き終えて研究者以外の人たちに読んでもらいました。自分では簡単に書いたつもりだったのに・・・難しすぎると言われ、一から書き直しに。

2011/9/27
やっと書き終えました。National interest(研究の重要性)についても含めて書いたので、別のエッセイは書かなくてもよくなりました。英語の先生に何度も文句を言われて書き直したので、とても簡単でわかりやすいし、重要性を強調したいいエッセイです。

2011/9/29
弁護士さんがこのエッセイを元に推薦書のドラフトを書いてくれます。誰に推薦書を書いてもらうかと聞かれました。@ボスとA共同研究者(ボスのボス)、B大学院時代のボス、C日本の共同研究者。あと最低2人は必要ですが、思いつきません。

2011/10/12
弁護士さんに、直接あったことがないけど私の論文を引用してくれた人に頼んでみなさいといわれました。

2011/10/17
私の論文を引用してくれたこともある、この分野で活躍している研究者にメールを送ってみました。とても丁寧な英語で書きました。必要ならドラフトも書きますと伝えました。

2011/10/18
メールの相手から、直接私のことを知らないけどいいのか?それでもよければヘルプしてくれる、と返事をもらいました。やっぱりドラフトは書いてほしいと言われました。本当はこんな知らない人からメールをもらっても無視するだろうと思っていたので、実はとてもうれしかったです。(レフリーD)

2011/10/21
弁護士さんからは何度も研究についての質問がメールで来ます。また論文を引用してくれた人については、弁護士さんにその人の略歴、研究などの情報、どの論文を引用したのか、どうその人に役に立ったのかを書いて送ります。

2011/11/4
いろんな書類をまとめて郵送。

2011/11/17
推薦書のドラフト2通(レフリー@A)が弁護士から送られてきました。ボスと大学の共同研究者用。まだいろいろ抜けていて、レターの本人に埋めてもらって、サインをする前にもう一度弁護士さんに最終チェックをするために送ってくるようにいわれました。

2011/11/28
また別の推薦書のドラフト1通(レフリーD)が弁護士から送られてきました。こちらも直してもう一度送るようにいわれました。これは論文引用してくれた人用だったので、私がドラフトを完成させて弁護士さんに見てもらうことにしました。

2011/11/29
もう一人誰に書いてもらうか悩んだ末、 私の論文を引用してくれたこともある有名な研究者にメールを送ってみました。ちょっとだめもと気分だったのですが、即答でOKをもらいました。(レフリーE)弁護士さんにはその人の略歴、研究などの情報、どの論文を引用したのか、どうその人に役に立ったのかを書いて送ります。

2011/11/30
レターBとレターEが弁護士から送られてきました。
これで終わったーと思ったら、弁護士が「C日本の共同研究者はやめて、アメリカ国内(で大学内でない人)を探せないかといわれました。やっぱりアメリカが重要だからということだが。こまった、これ以上あてがない。

2011/12/2
ともかくレター@ABをそれぞれに送りました。

2011/12/4
レターDEもそれぞれに送りました。
ボスのボスに推薦書を書いてくれるひとについて相談してみたが、いまいち。一応そのアシスタントプロフェッサーでいいか弁護士さんに聞いてみたが、もっと偉い人、プロフェッサーとかディレクターとかを探しなさいといわれ却下。そこでまた論文を引用してくれた人に当たってみるが・・・

2011/12/5
返事が来ない。
レター@ABDEが届きました。なるほど、秘書さんがやるんですね。実際、Dは秘書さんのほうからメールが来ました。でも、DEはちゃんとドラフトの内容を読んでmodifyしてくれているようです。
CVも必要なので一緒にもらいましたが、ページ数の多いこと、多いこと、さすが偉い先生方です。

2011/12/6
返事が来ないので、別の論文を引用してくれた人に当たってみる・・・

2011/12/6
も、返事が来ない。

2011/12/7
これ以外はもう考えられない、という最後の人に当たってみました。そして、快い返事をget。弁護士さんにも、greatだと言われました。(レフリーF)

2011/12/11

ところが、以前にお願いしていた人からアクセプト。(レフリーG)さすが偉い人なので、直接連絡は来ず、アシスタント?から。完璧なドラフトを送ってきたらサインしてやる、ということでした・・・

結局まとめると
@ボス
A共同研究者(ボスのボス)同じ大学内
B大学院時代のボス、日本
C日本の共同研究者 [却下]
D論文引用者、分野が近い、トロント大(カナダ)のassociate professor
E論文引用者、genentic Inc. のvice president
F論文引用者、NIHのchief
G論文引用者、CEO

2011/12/16
弁護士からFGのドラフトが届く。modifyして送りかえしました。

2011/12/21
やっと弁護士からFGの最終ドラフトが届く。このクリスマス時期、送っても返ってこないんじゃないか?とは思ったんですが、とりあえずレフリーの方に送りました。
弁護士にはすばらしいレフリーのセットだと言われました。

2012/1/8
やっぱりFGからは連絡が来なかったので、丁寧に催促メールを送りました。

2012/1/13
Fのレターが届きました。ちょっとほっとしました。

2012/1/13
G以外のレターとCVを郵送しました。それだけで大体ファイル一冊分(1kg)になりました。

2012/1/31
弁護士からいろんなformが送られてきて、チェックして間違いを連絡しました。medical examを受けるように言われました。

2012/2/13
弁護士から再度formが送られてきました。
medical examを受けに行きました。TBテストとBloodテスト。

2012/2/15
スーパーでインフルエンザの予防接種を受けました。

2012/2/15
再度病院にいって、TBテストの結果と、予防接種を2つ受けました。

2012/2/22
Formと健康診断の結果とgovermentに送るチェック(    )を弁護士に郵送。

2012/2/27
弁護士のもとにに届いて、すべての書類の最終チェック。

2012/3/1
ついに、applicationが送り出されました!その量、約5センチの厚さ(論文のコピーは除く)。

3.提出からグリーンカードを受け取るまで

2012/4/20
Biometricsのappointmentの予定が送られてきました。来月の14日、11時。

2012/4/24
Employment authorizationがapproveされました。

2012/5/14
BiometoricsのためにデトロイトのCISへ。

2012/8/15
NIW(I-140)がapproveされました!
しかしI-485はpriority dateがcurrentになるまでペンディングに。

2012/11/2
ついにグリーンカードapprove!!!!!

2012/11/14
グリーンカードが郵送されてきました。


最新更新日 2012年11月14日

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